【水槽持ちの地震体験談】


新潟県中越地震全般についてのことはDiary等に書いてますので、もしよろしければ読んでみてください。

ここでは地震とアクアリスト(・・・水槽持ちのことですね)について、今回の地震を通じて私が感じたことを記述してみます。



上の写真は本震後1ヶ月たってからの写真です。玄関においてあった水槽群です。
家人曰く「うちは地震プラス水害があった・・」というほど水がこぼれ出ていました(写真撮影時は少し足し水しています)。確かに私がとんで帰ったときは洪水状態でした。

本震および立て続けに襲ってきた余震を通して「よく、水槽が落ちなかったなぁ・・」というのが正直なところです。なにせ家の中でこの水槽と同じ向きの家具は全滅(全部ぶっ倒れ)でしたから
・・(長手方向が東西に向いていた家具は全部倒れました。南北方向に強い揺れを受けたためですね)。

ラックは自作で、長手方向に揺れを受けていたら多分間違いなくラックごと崩れていたと思います。(筋交いなど入っていない・・・)



・・・・・本題です。
  • 水槽のふたはしておきましょう。水がこぼれだすのを少しは抑えてくれます。
  • ヒーターや温度センサーが外れて水槽外へ出ないように工夫が必要です。キスゴムはあてになりませんよ。すぐ外れちゃいます。地震+火事は・・・・ダメです!
  • 装飾品で石や陶器類は危険です。揺れて転がってガラスを割ります。
  • 根張りが強くない水草は浮き上がります。
  • 魚たちにも相当に強いストレスを与えます。驚いてガラス面に激しく衝突したり、何かの下敷きになったりして犠牲者(犠牲魚?)がでます。3匹のコリが犠牲になりました。
  • 水槽は1ヶ所に集めておくのがベストです。目の届かないとこにあると人間側にストレス(不安)が非常に溜まります。
  • 最後に・・・ヒーターの電源を落とす覚悟が必要です。飼育者が在宅時に大きく揺れたならまだしも、不在時に不測の事態になった場合を考え、家人には「大きな揺れが来て水槽が落ちたり割れたりしたら、このブレーカーを落としてくれ」と言ってあります。犬、猫と違い連れ出すことが出来ないところが辛いですね。
  • あきらめも必要です。

あと付け加えるならば・・・コリには地震予知能力は無いと思われます。
・・・ナマズは地震を起こす方だっけ?

むしろ(あとから考えると)屋根裏で時々ゴソゴソガサガサ動いてた鼠コーが静かになっていた(多分居なくなった)ことのほうが動物の地震予知能力を示しているのではないかと思います。





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