以前ブログに記載していたもののコピペ+昔を思い出しながら・・・私の所有しているアルバムを。
いったい同タイトルを何枚持ってんだ?ってのも・・・



VIP-6904
CDV2095
 XTC / White Music
1978年発売の昔は仙人でなかったXTCのデビューアルバム。

多分"パンク/ニュー・ウェーブ"で括られていたかと思うが、同時期の他のバンドとは音作りの面からも違う。その後の音に通じるものが見えている。
「This is Pop」と唄い(これはシングルバージョンやライブのほうが更にカッコいいが)、デュランの「見張塔からずっと」をとりあげたり、聴き応え十分である。
バリー・アンドリュースが在籍していた時期で、アンディ・パートリッジのギターとB.アンドリュースのキーボードがぶつかり合っているのも聴き所か。

とにかく仙人たちのデビューアルバムなのである。



V2108
VS23312 ※GO+
CDV2108
XTC / GO2  
1978年発売

This is a RECORD COVERで始まる文字がぎっしり書き込まれたジャケットを初めて見た時はナニコレ?と思ったが、これはこれで味があるジャケットだ(ジャケットは1stより良いと思う)。
ジャケット裏面にあるメンバー写真の位置関係からしてもバリー・アンドリュースの役が大きかった時代のように思う。
他の3人がしかめっ面してるのに一人だけ缶ビールでご機嫌だ。



ちなみにCD化されたときはThis is a COMPACT DISC COVERとわざわざ書き直されている。

(よく知らなかったがカバーデザインはヒプノシスという、マッカートニー大先生のバンド・オン・ザ・ランやピーターガブリエルの3rdなどを手掛けてるその筋では有名なグループ?の作品らしい。)




VIP-6940
CDV2129
APEBD103
APELP103
XTC / Drums and Wires
1979年発売  プロデュースはスティーブ・リリィホワイト

昔、学生時代やっていたXTCのコピーバンド。
名前は「頭脳パン」といいました(最近このパンは売っているのを見かけませんが・・・)。
このアルバムにはホントにお世話になってます。
UK盤では未収録でシングル発売のみの「Life begins at the hop」をはじめこの中から何曲演ったかことか・・・
キーボードのバリー・アンドリュースが抜けて代わりにギターのデイブ・グレゴリーが加わった最初の作品らしく右と左のスピーカーからアンディとデイブの心地よいギターが聴こえてくる。

最初の「Making plans for nigel」~「Helicopter」~「Life begins at・・・」と続く流れでおおーっ!と思い、最後の「Outside world」~「Scissor man」でますます見事なまでのポップ感を演じ、オーラスの「Complicated game」でドロドロ感を刷り込む巧みさ。この構成はある意味「Revolver」に通じるところがあるかは定かではないが、次作「Black Sea」へつながっている。
かっこいいよぉー。




VIP-6964
CDV2173
TOCP-65714
APEBD104
APELP104
XTC / Black Sea
1980年に発表された彼らの4作目。プロデューサーはスティーブ・リリィ・ホワイト。

誰が何と言おうと、この方々の最高傑作だと私は思ってる。

「ポップ」と言う言葉がもつ意味を正しく教えてくれた誰がなんと言おうと彼らの最高傑作である。現在は半ば仙人のようになってしまった彼らがバリバリのライブ・バンドであった時代の作品でもある。
A.パートリッジとD.グレゴリーのギターが見事に絡み合い、それにC.ムールディングのベースとT.チェンバースのドラムが更に絡み合いここにXTCワールドを創り出している。
学生時代にこれを友人から聴かされた時のことを思い出す。
その友人がそれまでに私に聴かせてきたのはF.ザッパ、C.ビーフハート等々。その後「これがいいんだ!」とか言ってBlack Seaを聴かせてきた。(・・・えぇーつ、また指折ってリズム数えるの?)と思っていたがLP(当時はCDではない!)A面の頭3曲で全面降伏。このスピード感、このポップ感、ギター・バンドの真髄を見た!って感覚を味わった想いがあの友人の汚い下宿の部屋の風景とともに思い出される。

最近のバンドでも彼らの影が見え隠れする人達が多く見られるが、未だにXTCは一部の熱狂的信者のモノである。
ブリテッシュ・ギター・ポップとは何ぞや?と思った方は是非聴いていただきたい。





AMP40001~2
V.A / Urgh!Music War
1980年発売。

そもそもこのコンサートがどういうものだったのかを分かっていないのだけど、XTCはRespectable Streetが収録されている。
まだAndyが隠居する前のライブを聴きたいがためこの2枚組アルバムを相当探し回った覚えがある。記憶間違えでなければ当時はたくさんあった貸しレコード屋で見つけて、無理言って売ってもらったような気がする。
学生時代の友人がVHSを持っていて映像を見るとAndyがPoliceのStingの頭にパイナップルを乗っけて遊んでいた気がするがかなり昔の記憶なので間違ってるかも・・・

Amzonで調べたらDVDが出てたのね・・・
今から買ってみようか・・・って1曲のために・・・って気もするし。



 
 
VIP-5904
XTC / Live & More
1981年発売。

日本のみで発売されたミニアルバム。
これも貸しレコード屋で見つけ、無理言って買った品。
これの何が聴きたかったかってCuba~General&Majorsのライブ。

学生時代相当ターンテーブルの上で回っていた盤である。
こんないい盤を売りに出した人には仙人様たちの魅力がわからなかったんだろうなぁ・・・




VIP-6954
 Andy Partridge / Take Away
1980年発売。

これは名盤ではなく迷盤かもしれない。
少なくともこれまで紹介してきたアルバムとは趣が異なる。
少なくとも一緒に口ずさんだり、心癒されるといったものではない。なんじゃこりゃって言う感覚が強いアルバムである。

XTCのアンディ・パートリッジが「Drums and wires」と「Black sea」の間に個人名義でリリースした(正確にはMr.Partridgeとなっているが)ダブ・アルバムと言って良いのかよく判らないアルバム。
素材となっている曲のほとんどは「Drums and wires」に収録されているもので、聴けば大体元曲が判る。しかし実験色が強い、強すぎる。
たとえて言うなら初めてザッパやビーフハートのアルバムを聴いたような感じ。そう言えば「Fast'n'Bulbous」なんていうビーフハート・トリビュートにXTCは参加してたなぁ。

物好きな人にのみ聴き所はやっぱり「Real by reel」をいじくった「Steam fist futurist」や「Helicopter」を引っ掻き回した「The rotary」。前者の途中から突然入ってくるD.グレゴリーのギターソロは圧巻。

最後に、XTCを仙人と崇めている私でもしょっちゅう聴きたくなるものではなく、数年に1度くらいの割合でLPを引っ張り出して聴くくらいの「迷盤」である。但し、衝撃力は強かった。




V2223
VIP-6992
CDV2223
4036-2
APELPD105
XTC/ English Settlementl
1982年発売のXTC最高傑作と推す人が多い作品。

Huge Horseと呼ばれる大きな馬の地上絵をジャケットにあしらった作品。
一般的にはXTCといえばこの作品をあげる人が多い。個人的にはBlack Seaの方が好きなのであるが・・・
と言ってもいい時期のXTCのアルバムである。出来が悪いはずはないのである。
この頃から仙人たちは一音一音に相当気を遣って作り出したのではないかと思われる。
ピアノの音ひとつ、生ギターの響きひとつ。
それもこれもA.Partridgeのライブ恐怖症のたまものか。

曲は秀逸な作品が揃っている。珍しくチョットだけヒットしたらしい「Senses working overtime」、1,2,3、1,2,3の「Yacht dance」、スケールの大きな「All of sudden」、見事なつなぎの「Down in the cockpit」~「English roundabout」等々・・・
いまだに分らないのが、何故仙人たちは当時英国以外での発売を2枚組みではなく1枚にこだわったのか?おかげで私は金のない学生時代、2枚組みのLPを求め、西新宿のレコード屋巡りをした。
あっさり見つかって「東京ってすげーな・・・」と思ったのは何年前?あのレコード屋はまだ在るんだろうか。




V2251

OVED9
XTC / Wax Works
XTC / Bees Wax

1982年発売

English settlementまでのシングルコレクションとそのB面コレクション。

B面のコレクションが実は罠である。
アルバムには入っていないのである。
つまりレコードが出るたびにシングル盤も・・・という罠にはまってしまう。

これを知らなければ学生時代の出費も減っただろうに・・・



LPのジャケットセンスはかなり好き。



VIL-6042
CDV2264
APELP106
XTC / Mummer
1983年発売。

これ以前の作品を「動」とすればこの作品は「静」を極めています。

おとなしい作品が揃っているということではなく、成熟したという表現があっているのかも。きっとこれを彼らの最高作と言う人はいないと思うけど、嫌いだという人も少数では?と勝手に思いますが・・・。
「Wonderland」がAMラジオから(音楽番組ではないプログラムで)流れたのを聴いたときはチョット感動し、「Ladybird」の洒落たサウンドにどうしちゃったんだと?心配したり、「Love on a farmboy's weges」の生ギターにしびれちゃったり、「Funk pop a roll」に叩きのめされる・・・結論としてXTCなんです、この作品。

一番思い入れがあるのは学生時代クラブの定期コンサートで演った「In loving memory of a name」。録音テープを聴くと、なんだかなぁって感じなんだけど・・・
太鼓のT.Chambersが抜けたことが大きな変化点になっている作品です(実際には2曲のみ彼の太鼓)。これ以降、鬼のような裏打ちが聴けなくなります。

CDにはシングルのB面にのみ収録されていた名曲がもれなく入っています。いい曲揃いですよ





V2325
CDV2325
XTC / The Big Express
1984年発売

ある意味メタリックな音の世界が広がる、これもXTCワールド。
このアルバムは円形ジャケットの車輪が示すとおりのサウンドが全編にわたり展開されている。
※初回プレス品はホントにジャケットが円形・・・扱いにくかった。

アルバムに先駆けて発売された「All you pretty girls」を聴いたときの第一印象は「なんじゃい?こりゃ」。さぁ、皆で歌うかぁって感じの・・・でも誰が聴いてもXTCなんだけど。

この中に「This world over」という曲が存在しており、核兵器競争の無意味さを淡々と唄ったものであった。発売当時のレビューでPoliceの真似だ云々とさんざん叩かれていた曲であるが、私は仙人様たちのこの尖った明確な姿勢が大好きなのである。Black sea以来久々に直接的なメッセージが聴けたのである。
彼らの音楽を評するときよく使われるのが「ひねくれたポップ」っていう言葉なのであるがちっともひねくれてなんかいない。
ストレートな感覚を独特なPOP Musicに仕上げているだけなのである。(最近の仙人様たちはチョット趣味に走りすぎている感は否めませんが・・・)





wow1
APECD023
Dukes of Stratosphear/ 25 O'clock 
どう間違っても1985年の音ではない。

XTCが名前を変えて発売した作品の中で最も好きな作品である。
The ColonelもThe Three wise menも良いがDukesのこの6曲入りミニアルバムが最高である。
ジャケットを見ていただければ一目瞭然であるがバリバリのサイケデリックを演っている。
さすがにこれをXTC名義で出すのは考えたのであろうと思わせるほどその世界を展開している。
しかし、ただのヘンクツおやぢ達が、ただサイケを演っているのではない。
「愛」をもって極めてマニアックにサイケを楽しんでいるのである。
あぁ、この感じどこかで聴いたことがある!このベースラインは神様のベースラインを真似てる!とか聴き手の心を見事にくすぐり続ける、そんなアルバムである。

個人的ベスト・トラックは「What in the world??」。こういうベース・ラインに私は無条件降伏。

これこそが私のイメージする「サイケデリック」。




CDV2251
XTC / The Compact XTC
1985年発売。

後から考えると、なぜかこの頃からベスト盤をリリースするようになってるんだよね・・・
これは1985年までのシングルコレクション。もちろんXTC名義の曲だけど。

 

V2399
CDV2399
9 24117-2
APELP044
APELPD108
APEBD108
XTC / Skylarking
1986年発売

「Dear God」はあくまでおまけです。
Todd RundgrenとAndy Partridgeが激しくぶつかったということが話題となり、評価も高いこの作品、どんなに2人がぶつかって意見の対立があっても根にあるものが2人とも似たり寄ったりなので見事に「XTC」のアルバムに仕上がっています。
決して「T.Rundgren」のアルバムにはなっていないとこがミソ。

 とは言いつつも音創りはやっぱりToddの腕?統一感があるのは否定できません。Let it beのPhil Spector見たいな感じ?Paulが噛み付いたのと同様かな。ストリングスの使い方やピアノの音(「Ballet for a rainy day」の中間部のピアノの音!これは鳥肌もの!ほんの1フレーズですがこれだけを聴くだけでも価値はあるかも・・・)など今までなかったものもちらほらと見え隠れしています。

曲はC.Mouldingが密かに頑張っていてシングルカットされた「Grass」「The meeting place」はいずれもColinの作品です。日本では「That's really super,supergirl」がシングルカットされたような気が・・・
結局GrassのB面に収められていた「Dear God」がカレッジチャートでヒットしてアルバムもと言うパターンだったと思いますが、当初「Dear God」はアルバム未収録で米国Geffinは収録して発売してますね。
 この作品を支配しているのはXTCの持つ比較的受け入れられやすい面のPOP感。それにRundgrenの味付けが加わって非常に聴きやすいアルバムになっているので未聴の方は是非どうぞ。





VP2440
APECD024
Dukes of Stratosphear/ Psonic Psunspot
1987年発売。

25 O'clockの第2弾。
引き続き、完全にサイケの趣味に走ってます。

 
COMCD11
Dukes of Stratosphear/ Chips from the chocolate fireball
1987年発売

Dukes名義の2枚をまとめてCD化した作品。
特にボーナストラックも無かったと記憶してるけど、買ってしまうのが信者の・・・


V2581
VJD-32114
CDVT2581
APEBD109
APELPX109
 
XTC / Oranges & Lemons
1989年発売

久々にぶちきれたXTCワールドが心地よく展開された1枚

誰がどう見てもBeatlesの「Oldies」を意識したジャケットから展開された音は久々に内ではなく外に向かって破裂している。多分Viginサイドからのプレッシャーが相当あったんだろうなぁ・・・もっと売れるのを作れと。(作ろうと思えば何時だってこんなの作れるんだぜ)とA.パートリッジが思ったかどうかは判らないが、ヒットチャートを駆け上っても不思議でない作品が珍しく並んでいる(実際にはいつもの通り駆け上らなかったが・・・カレッジ・チャートっていうのでは多少受けてたかも)。

例えばメロディラインとベースのリフが素晴らしい「The mayor of simpleton」。
例えば珍しく清々しい「King for a day」
例えばXTC版「All you need is love」ともいえる「The loving」
例えばこんな曲を作るのは朝飯前だと「Merely a man」
ある意味このアルバムはそれまでの彼らの「雰囲気」がちょいと変わった作品になっているがXTCであることには何の変わりもない。決して彼らの最高傑作ではないけれど名作である。



 


CDOVD308 
XTC / explode Together
1990年発売

あんまりコメントは無し。
TakeAwayの続きって感じの作品。


 

CDOVD311 
XTC / Rag & Bone Buffet
1990年発売

このコンピレーションはただものではなかった。

そもそもXTCは別名でレコーディングしてる曲も多く、Three Wise MenやColonel名義での曲が収録されている。
今でこそCD化でボーナストラックとか言って埋もれていた曲をすぐ聴くことができるが、当時はまだそんなでもない。
Thanks for ChristmasやToo many cooks in the kitchenなどなかなか聴けなかった。
それ以外もExtrovertやTake this town and etc.

※それらを聴くためにわざわざ東京のレコード屋に行って7inchシングルを購入したりしてたっけ。

ただ、そろっと新譜もお願いしますよ・・・って感じではあった。


 

3DCD1
 
XTC / Making plans for Andy ※Bootleg
1990年発売・・・多分

クレジットされている内容からすると'78のBBCでのライブ、'82年のライブ。
'78年はBarry Andrews時代のライブ。意外にKeyは前面に出てない。
音質は他のライブ盤(2つ下のBBCライブ)に比べられるとちょっと酷だがかなり良い。

Radios In Motion
Statue Of Liberty
Set Myself On Fire
New Town Animal
All Along The Watchtower
This Is Pop
Dance Band
Neon Shuffle
Traffic Light Rock※
Looking for footprints※
No Thugs In Our House
Senses Working Overtime
Making Plans For Nigel
Sgt. Rock
Life Begins At The Top
※以外はライブ。

 
 
VJCP-28100
APEBD110
APELPX110

XTC / Nonsuch
1992年発売

久々のNewAlbum。
The Ballad of PeterPumpkin headが一番のお気に入り。
ギターがかっこいいんだなこれが。
The Disappointedがシングルカットされてたかな?

ただ、この頃から箱庭を作るような作品が多くなっていく。

確かこの作品辺りからAndyとColinのユニットみたいになってたんじゃないかと・・・
Dave Gregoryが抜けたのは大きかったかな・・・


 

ALCB-853
XTC / BBC Radio 1 Live in Concert
1992年発売

English settlement収録の曲(Burning with optimism's flame)も演ってるけど1980年Black Sea発売後のライブ。
BBCラジオでオンエアされたもののCD化。

日本でぜひ観たかったライブパフォである。
熱気や荒っぽさがビシビシ伝わってくる。
どこをとっても、どこから聴いてもライブバンドとしてのXTCがいる。


多分この盤はbootleg対策と思われる。
同じ内容で「Black Sea Live」と名の付いたアナログ盤を持っている。
昔よく通販で利用した高田馬場に在ったレコード屋から買った12in+7inという変則2枚組。



  

MSIF3270
XTC / XTC Drums and Wireless BBC Radio Sessions 77-89
1994年発売

スタジオライブ?にしてはまとまりすぎているから別録音的に捉えたほうが良いんでしょ、きっと。
そういう意味では面白いかもしれないが、それ以上のものではない。



 
 
CDVDX2811
XTC / Fossil Fuel The XTC Singles 1977-92
1996年発売

ジャケットはアンモナイト?何貝と言うのかわからんが、化石が浮き上がった限定pack。
White MusicからNonsuchまでのシングル集。ストレートすぎるベスト盤。


 
 
PCCY-01309
XTC / Transistor Blast
1998年発売

CD4枚組のBOXセット。CD1、2がBBCでのスタジオ・セッション(1989頃までの)。CD3が1978年、初期のライブ(まだD.グレゴリーではなくB.アンドリュースの頃)。そしてCD4が秀逸の1980年の「Black Sea Live」。

正直4枚目のライブを聴くだけでも価値があるこのセット。この4枚目を中心に話を進めると、最もXTCとして脂ののっている時期のライブなのは間違いなく、海賊盤でもリリースされていたもので、今となっては恐らく2度と聴くことができないものである。Andy+Daveのギターで奏でる「This is pop」、「Living through another Cuba」~「Generals and Majors」とメドレーでつないだセンス、更には「Making plans for Nigel」で2本のギターが見事にリズムを絡み合わせた後、すぐに「Are you recieving me?」と唄って閉めるあたり、これをカッコいいと言わずに何をカッコいいと言おうか。これを聴くと改めてD.グレゴリーのギターがA.パートリッジのギターを刺激してたんだなぁ・・・って思えてしまう。

CD1~3についても多少書いておくと・・・
CD1、2はBBCでの音源を集めたものでいろんな時期のものが収録されている。もちろん1発取りのものだけではないのだろうけれど、スタジオだけでなくライブで我々の前で聴かせてくれ!って思いを強くさせるある意味、罪な代物。
CD3は「Making plans for Andy」という名で海賊盤として出回っていたもので、これもマニアな方なら聴いたことがあったハズ(私レベルのファンでもCD3,4はイケナイ盤を聴いていた)。特にこのライブは格段に音が良くなっている。「Radio's in motion」で始まるこのライブ、バリー・アンドリュースのKeyがかなり目立つ。初期の荒々しさと若さがスゴイ。仙人様たちが当時パンクの範疇で括られていたのが納得できなくもないライブ盤。




   
 
PCCY01341
APELP118
XTC / Apple Venus vol.1
1999年発売

中身は良いに決まってる。
だけど仙人様たち(と言っても2人だけど)は本当に仙人様になった感じ。
仙人様たちは重箱の隅を綺麗にきれいにしてる。

良いんだけど、昔の熱気が感じられなくなってきた作品。
もっとも前作辺りからその気はあったんだけどね・・・

これ以降の作品は・・・追っかけ切れてない。
(持ってるんだけどなんだかんだと語れるほど聴き込めてない・・・)



 

XTCBOX1 
XTC / Coat of Many Cupboards
2002年発売

このBOXSET、中越地震で棚から落下してボロボロなんだよな・・・

中身はマニアの財布の紐をを完全に緩めるような代物。
最近Beatles関係の同様のものもあるけど、同レベルのもの。

デモありライブありと色々と4枚のCDに初期から発売時までの様々収録されている。
間違ってもいきなりこれを聴くとなんじゃこりゃになるだけである。




 
   
   

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