すごーく疲れたけどすごーく勉強になった。
 ///朝の時間調整時///
ホームヘルパー講座の実習も大詰め。 昨日、今日と2日間にわたり認知症グループホームで実習。 グループホームとは何ぞやという疑問があったのだがそれは初日にわかった。ここは認知症の方々の下宿である。 学生時代に私は下宿ではなかったが友人が住んでいた下宿の感覚がそこにはあった。 気が向けば共用スペースへ出てくるがそれ以外は自分の部屋で過ごされている。
この実習では出来るだけこっちから利用者さんに話しかけてみようと思っていたので、2日間とも手が空いたときなどいろいろ話しかけてみた。 話しかけてみて認知症に対する認識がかなり変わってしまった。 認知症の症状は十人十色であるんだなぁと。
・延々と同じ話がループする ・「ここにいていいの?」「ここにいていいの?」・・・と繰り返す ・「私はなんでここにいるの?」 ・数分おきに外に出て行こうとする ・思う通りにならないと声を荒げる ・いきなり他の人を叩く ・激しい妄想 ・もちろん反応がないケースも
多分これはほんの一例(そう言えば幻視を訴える人はいなかったな)。 傍から見てれば普通のお年寄りである。でも話すとアレッと感じる。
ただひたすら聞き役にまわることってかなり重要なのかもしれない。納得させようとするんではなくひたすら聞くことが。 でも、その方に対する予備知識がないので「そうですね」と相槌をうちながら頭の中ではグルグル(どうしよう?どうしよう!)とパニ食っていたのは否定できない・・・ コミュニケーションをとろうといろんな事を話しかけるより「ひたすら聞く」がまずは大切(多分)。
あと率直な感想は・・・ デイサービスでも感じたことだけど十人十色の利用者さんをまとめてレクリェーションで何かするってのは無理がありそう。
あとは同行訪問実習を残すのみか・・・・
帰宅して笑顔の親父を見たらなんかホッとした。 (風呂に入れてたら子供が家の周りを走ってるなどと言いだしたことは極めて不安だが)
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